こんにちは。鈴木歯科医院です。
カラッと晴れた秋空が気持ちのいい季節になりました。
一方でこれからの時期、乾燥には注意が必要です。
お口の乾燥が原因で、口臭が気になったり、むし歯や歯周病のリスクが増加してしまうこともあります。
お口の健康ためにも、乾燥対策を心がけながら爽やかな秋を楽しみましょう。
さて今回は、当院のカウンセリングについてご紹介します。
日本糖尿病学会などから糖尿病と歯周病の関係が示される など、近年、口腔内の健康とあらゆる全身の状態が密接に関係することが明らかになってきています。
そのような経緯もあり、当院は診療理念に掲げているように、歯科医療を通して患者様の生活の質の向上に寄与 したいと考えております。
そのために力を入れているのが治療前のカウンセリングです。
口腔内の症状の改善だけでなく、「歯科医療を通して患者様の生活全体を良くするには」といった、より高い視点を意識し、お話を聞くよう心がけています。
どのようなことにお悩みか。
どのようなご要望をお持ちか。
などを、しっかり時間をかけて伺います。
またカウンセリングに時間をかけたからといって、無理に治療を勧めるようなことはございません。
心からご納得いただき、当然ながらインフォームドコンセントにもご同意いただいたうえで、治療を行わせていただきます。
もちろん治療したらそれで終わりではなく、セルフケアのご説明や、後のメインテナンスまでしっかりと行わせていただきます。
どのような小さな疑問や不安も、担当の歯科医師や歯科衛生士らがしっかりと対応させていただきますのでご安心ください。
まずはご相談だけ、という方も大歓迎です。
歯やお口のことで悩みをお持ちの方は気軽に当院へいらしてくださいね。
鈴木歯科医院
〒162-0065 東京都新宿区住吉町4-1 四谷ガーデニア1F
TEL:03-3356-8800
URL:https://www.sdc.or.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CcB-bN4N8-V7EAE
こんにちは。院長の鈴木です。
10月頃から冬にかけて「れんこん」が旬を迎えます。成長するにつれて、節が増えていきますが、同じれんこんでも成熟した節と新しい節とでは食感や味が異なるのも特徴のひとつ。成熟した節の方がホクホク感や甘みが感じられ、新しい節の方がシャキシャキしています。スーパーなどでは切り分けて販売されていますが、新しい節は断面が白く透き通っているという特徴があるそうです。芽がついていれば確実です。
また、その穴のある形から、「先を見通せる」という縁起の良い食べものでもあります。
そんなれんこんを始めとして、秋には旬を迎える食べものがたくさんあります。しかし、それらの食べものを楽しむためにはお口の健康が不可欠です。
● 味を感じる仕組みとおいしさを引き出す秘訣
食事をより楽しく、おいしく味わうためには、まず味覚の仕組みを理解することが大切です。食べものを口に入れた後、どのようなステップを経て味を感じているのか、そのメカニズムを紐解いてみましょう。
私たちに食べものの味を感じさせるのは、舌や上あごにある「味蕾(みらい)」という小さな器官です。しかし、ただ食べものを口に入れただけでは、おいしさを十分に味わうことはできません。
大切なのは、食べものを細かく砕くこと。これによって、味成分がお口全体に広がり、おいしさをしっかり感じることができます。
つまり、おいしく食べるには食べものをしっかり噛み砕くことが大切。「ひと口30回」を目安に、よく噛むことを意識してみてください。
さらに、噛む刺激によってだ液がたくさん出ると、味成分がだ液にしみこんで、味蕾が味をより感じやすくなります。つまり、ゆっくり時間をかけてよく噛んで食べることが、食べもののおいしさを最大限に引き出す秘訣なのです。
● 食事がおいしく感じられない!その原因は?
もし、食事が思うようにおいしく感じられなくなったら、次のような要因が関係しているかもしれません。もし、当てはまるものがあったら、ヒントを参考に対策しましょう。
・歯の本数が少ない
歯の本数が少ないと十分に噛めないため、食べものの味を感じにくくなります。歯を失ってしまった場合には、入れ歯やブリッジなどを検討しましょう。
・だ液が少ない
だ液には味成分を運ぶ重要な役割があるため、不足すると味を感じられなくなります。だ液の分泌を促すには、よく噛むことにくわえ「十分な水分補給」や「だ液腺マッサージ」などが効果的です。
・舌の汚れ
舌の表面に「舌苔(ぜったい)」という白い苔のような付着物がたまってしまうと、味蕾が味成分をうまくキャッチできなくなります。舌クリーナーを使って、定期的に舌の表面を清掃することが大切です。
・亜鉛不足
亜鉛は味蕾の働きを維持するために重要な栄養素で、不足すると味覚異常を引き起こすことがあります。亜鉛を多く含む代表的な食品に、豚レバーや牛赤身、ナッツ類、牡蠣などがあります。バランスの良い食事を心がけ、必要に応じてサプリメントの摂取なども検討してみましょう。
● 味覚のお悩みは歯科医院へ
食べものをおいしく食べるためには、歯や歯ぐき、舌、お口周りの筋肉、だ液の分泌がそれぞれ正常に機能していることが何より大切です。
歯科医院ではお口の健康全体をみる専門家として、さまざまな角度から皆さまの食生活をサポートしています。もし、味覚に異常を感じたら、お気軽に当院でご相談ください。
鈴木歯科医院
〒162-0065 東京都新宿区住吉町4-1 四谷ガーデニア1F
TEL:03-3356-8800
URL:https://www.sdc.or.jp/
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こんにちは。院長の鈴木です。
秋に咲く花のひとつに「彼岸花」があります。田んぼの近くなどに群生し、少し変わった形の真っ赤な花を咲かせます。
「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という別名もあり、サンスクリット語で「天界に咲く花」という意味があります。
一方で、彼岸花には毒があるため、「毒花」や「痺れ花」と呼ばれてしまうことも。
さて、歯科で痺れといえば、麻酔のあとのジーンとした感じを思い浮かべる方がいらっしゃるかもしれません。こちらはしばらく安静にしていただけば、次第に麻酔の効果は薄れていきますのでご安心ください。
一方で「そもそも麻酔が効きにくい」というケースもあります。こちらは治療中の痛みに関わるとても重要な話ですので、少し詳しくご説明したいと思います。
● 骨が硬い・厚いと効きにくい!?
麻酔は注射する場所の骨の厚みや硬さで、その効き目が左右されます。特に、下の奥歯は他の部位に比べて周囲の骨が厚くて硬いため、麻酔が効くまで時間がかかったり、十分に効果が得られなかったりすることも珍しくありません。また、骨がもともとしっかりしている体格の方も、麻酔が効きにくい傾向があります。
このように通常の麻酔が効かない場合には「伝達麻酔」と呼ばれる、下あごの神経の根元に麻酔する方法など、他の麻酔法を追加することで、痛みなく治療を進めることができます。
● 歯や歯ぐきに強い痛み・腫れがある!
むし歯・歯周病が原因でひどい痛みや腫れがある場合にも麻酔が効きにくいことがあります。炎症が強いと、その周囲が酸性の環境になるためです。麻酔薬は一般的に弱アルカリ性で効果が発揮されるように作られているため、酸性になっている場所では効果が弱くなってしまいます。
このような場合は無理に治療を行わず、痛み止めや抗菌剤を処方して、痛みや腫れの症状が落ちついてから改めて治療を行なっていきます。
● 治療に不安があるときには…
治療に対する不安や恐怖心、あるいは「自分は麻酔が効きづらい」という思い込みが強いと、痛みをより敏感に感じてしまうことがあります。治療に際しては、歯科医師としっかりコミュニケーションをとり、治療に対する理解を深めることが大切です。
歯科医師と良好な信頼関係を築くことも、痛みを少なく、安心して治療を受けるポイントといえます。
このように、麻酔が効きにくい場合でも、歯科医院ではさまざまな工夫を行いながら、できる限り快適に治療を受けていただけるように努めています。しかし、痛みや腫れがひどくなるまで放置すると、いざ治療をしたくても麻酔が効かず、さらに痛い思いをしたり、十分な治療が受けられなかったりするため注意が必要です。
歯科治療をストレスなく、快適に受けるためには、症状の軽いうちに来院することも大きなポイントです。「痛みが気になるけど、少し様子を見よう」とは思わず、気になる症状があれば早めに受診しましょう。
鈴木歯科医院
〒162-0065 東京都新宿区住吉町4-1 四谷ガーデニア1F
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