鈴木歯科医院 コラム

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12月休診日情報

起きたときに「お口がネバネバする」のはなぜ?


 
こんにちは。院長の鈴木です。
秋が一段と深まってまいりました。気温が下がるこの時期は、朝起きるのが辛くなってきますよね。
朝といえば、起きた時にお口の中がネバネバすることはありませんか?だとしたら、要注意!お口のネバつきはただ自分が気持ち悪いだけでなく、嫌なニオイで他人に迷惑をかけているかも…。
 
今回はそんなお口のネバネバをスッキリ解消する方法をお伝えします。
 
■お口の中はなぜネバネバするの?
そもそも朝はなぜ、お口の中がネバネバするのでしょうか?
その答えを解くカギは『だ液』です。だ液には雑菌を洗い流し、殺菌する作用がありますが、寝ている間はだ液の分泌が減るためこうした効果が弱まってしまいます。すると、お口の中で雑菌が繁殖し、これがネバネバのもとになるのです。
 

 
 
■口臭や「あんな病気」の原因にも…?
たかがネバネバと思うかもしれませんが、放置は良くありません。朝、自分の口臭が気になったことはありませんか?あれもこのネバネバのせい。口臭が雑菌のせいで強くなっているのです。
 
さらに、増殖した雑菌の中にはむし歯菌や歯周病菌といった、歯を失う原因となる菌も含まれています。そんな危険な雑菌をお口の中に留めておくと、むし歯や歯周病にかかるリスクも高くなります。
 

 
 
■お口のネバネバ解決法!
朝のお口のネバネバは、ちょっとした『習慣』で解決できます。ネバつきはお口の中の雑菌が原因なので、こまめに歯を磨くこと。特に、寝る前は『フロス』や『歯間ブラシ』なども使い、歯と舌についた汚れを丁寧に落とすことを習慣づけてください。
 
そしてもうひとつ気をつけていただきたいのが、鼻呼吸を意識することです。口呼吸が多い方は睡眠中と同じようにお口が乾きやすく、細菌が繁殖しやすい傾向にあります。
 

 
そのほかにも
・硬い食べものや、ガムを噛む
・あごの周辺にある「だ液腺」をマッサージする
・市販の口腔保湿剤を使う

などの方法で、「だ液の分泌量を増やすこと」を意識してみてください。
ちなみに、お酒やタバコもお口が乾きやすくなります。お酒やタバコを嗜む方でネバネバが気になる場合は、これらの嗜好品を控えることをお勧めいたします。
 
以上の対策をしてもネバネバがとれないときは「シェーグレン症候群」などの病気が潜んでいる可能性が考えられます。ネバつきは細菌が増殖している証拠です。むし歯や歯周病予防のためにも、気になったときはそのままにせず、どうぞ早めにご相談ください。
 
鈴木歯科医院
〒162-0065 東京都新宿区住吉町4-1 四谷ガーデニア1F
TEL:03-3356-8800
URL:https://www.sdc.or.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CcB-bN4N8-V7EAE

お口の常識!むし歯予防は乳歯から


 
こんにちは。院長の鈴木です。
10月に入り、日中の気温が下がってまいりました。皆さま、衣替えはもうお済みでしょうか?うっかり薄着で出かけて、風邪を引かないように注意しないといけませんね。
 
さて、衣替えといえば、お口にも「とある時期」を境に様変わりすることがあります。それが「乳歯から永久歯への生え変わり」です。乳歯は単に永久歯までの「つなぎの歯」ではなく、子どもの発育に大切な役割を担っています。
 
 
■乳歯が「お子さまの健康」を左右する?
乳歯の寿命は、およそ6~10年。その限られた期間の中で、「乳歯が健康であること」はさまざまなメリットがあります。
 
まずひとつは、食べものをしっかり噛めること。当たり前に思えるかもしれませんが、よく噛んで食べることは、健康な身体を作るだけでなく、体の免疫力を高め、脳の発育を促す効果もあるため、乳歯に関わらずとても重要なことです。
 

 
ほかにもあごの成長を助け、顔立ちを整えたり、言葉の発音を助けるなど「健康な乳歯」は「お子さまの健康」と深い関わりがあります。
 
 
■乳歯のむし歯は永久歯にも悪影響が
「乳歯のむし歯」の本当の怖さは、「むし歯になりやすい環境」がすでに作られてしまっていることです。
 
・不規則な食生活
・糖分の多い食習慣
・間違ったセルフケア…

 
「もし乳歯がむし歯になってもどうせ永久歯が生えてくるから…」そう思っていても、『むし歯になりやすい環境』が根本的に改善していないと、せっかく生えてきた永久歯もあっという間にむし歯になってしまいます。
 

 
また、乳歯がむし歯になると、乳歯の抜けるタイミングがずれてしまうことがあります。永久歯は乳歯を目印にして生えるため、本来と異なる時期に乳歯が失われると道案内を失った迷子も同然の状態になり、歯並びが悪くなってしまうのです。
 
 
■乳歯のむし歯予防はいつ始める?
では、乳歯のむし歯予防はいつから始めるのが良いのでしょうか?それはずばり、最初の乳歯が頭を出したときです。とはいえ、初めから歯ブラシでゴシゴシ磨く必要はありません。目標は「磨くこと」よりも「歯磨きに慣れること」です。
 
まずは清潔な指でお口に触れ「口に物が触れる感覚」に慣れてもらい、そこから
・ガーゼでぬぐう
・乳児用の歯ブラシを当てる

など、少しずつステップアップして習慣づけましょう。
 

 
乳歯の健康をおろそかにしていると、せっかく生えてきた永久歯にも
「すぐにむし歯になる」
「うまく噛めない」
「歯並びが悪い」
など、さまざまな悪影響が出てしまいます。
 
永久歯は12歳頃に生え揃い、それから一生付き合っていく身体の一部。そして、一度失ったら元通りにはなりません。そのため、乳歯の頃からしっかり予防することが大切なのです。
 
しかし一方で、子どもの歯を毎日磨くのは子育てで忙しい親御さんにとって想像以上にハードルが高いものです。
「むし歯が心配」
「歯並びは大丈夫?」
「歯を磨かせてくれないけどどうしたらいい?」

 
そんなときはぜひ、「むし歯予防のプロ」である私たちを頼ってください。子どもから大人まで、お口の健康を守るのが私たちの役割です!
 
鈴木歯科医院
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当医院の治療方針

こんにちは。院長の鈴木です。
 

 
今回は当医院の治療方針をご紹介します。
私たちは、患者さまが話しやすい環境を作り、気持ちよくご利用いただける医院を目指しております。
患者さまとのコミュニケーションを第一に考え、お口の中の状態や治療方法について、一人ひとりに満足いただけるまでご説明をさせていただきます。そのため当院では専任の「担当医」「担当衛生士」制としております。専任担当がカウンセリングから治療終了後のメンテナンスまで、患者さまに寄り添ってまいります。
 

 
また、担当制とは別に、患者さまのお口の状況によっては、各分野の専門家がプロジェクトチームを組み、お互いに意見を交換しながら治療を進めていくチーム医療も取り組んでおります。
 
担当制医療、チーム医療、これら2つを軸に、これからも患者さまの不安な気持ちを取り除き、治療に対してご理解、ご納得をしていただいた上で治療を進めて参ります。今後とも当院をどうぞよろしくお願いいたします。
 

 

 
鈴木歯科医院
〒162-0065 東京都新宿区住吉町4-1 四谷ガーデニア1F
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丈夫な歯は◯◯で作られる!


 
こんにちは。院長の鈴木です。
9月のおいしい食材といえば戻りガツオ。
そんなカツオの漢字「鰹」には「堅い(かたい)」という字が入っています。
 
「かたい」といえば、世界一かたい食材を知っていますか?その食材こそが「鰹節」です。なんと鉄よりもかたいそうです。鰹節は削って調理する食材なので、そのまま食べる方はいないと思いますが、かたい食べものが好き!という方はいるかもしれません。
 
しかしかたいものばかり食べていると思わぬ事態を引き起こしてしまいます。
 
 
■「かたい食べもの」ばかりは危険!?
「かたい食べものは歯を丈夫にする」と勘違いしてしまう方がいるかもしれませんが実は大きな間違い。むしろ『かたい食べもの』ばかり食べるのは危険です。かたい食べものばかり食べて歯に強い力がかかり続ければ歯がひび割れたり、すり減ってしまいます。
 

歯のひび割れは、腫れや強い痛みを引き起こします。根っこにひび割れが起こると、細菌が入り込んでしまい最悪の場合、抜歯になる可能性があります。かたいものを食べる際は、ゆっくり味わいながら噛むように意識しましょう。
 
 
■よく噛むことが大切!
ではどうすれば歯が丈夫になるのでしょうか?
 
答えは「何度もよく噛んで食べる」が正解です!
特に子どもはあごを鍛えることで、骨や噛むための顔の筋肉が発達するので、歯並びに良い影響も。
 

さらに!よく噛むことの効用はあごが丈夫になるだけではありません。噛めば噛むほどだ液腺が刺激されるので、たくさんの「だ液」が分泌します。お口の中をうるおし、細菌が活発に働かないようにするため、むし歯や歯周病の予防効果が期待できるのです。
 
その他にも、よく噛むことで得られる効果はたくさん!
その効果をまとめた、『ひみこのはがいーぜ』という標語があります。
 

ひ:肥満予防(満腹中枢が刺激されて食べすぎ防止)
み:味覚発達(よく噛んで味わうことで味覚が発達)
こ:言葉の発音がはっきり(お口周りの筋力アップで発音がきれいに)
の:脳の発達(噛む刺激が脳細胞の働きを活発に)
は:歯の病気を防ぐ(だ液がむし歯や歯周病を予防)
が:がんの予防(だ液が発がん性物質を中和)
い:胃腸の働きを促す(消化酵素が消化を助ける)
ぜ:全力投球(噛むことは運動能力の発達にも影響を及ぼす)
 
よく噛まずに食事をしていると、『ひみこのはがいーぜ』の効果が得られません。それどころか、あごの筋力が低下して柔らかい食べものしか食べられなくなり、栄養が偏ってしまうことに。よく噛んであごを鍛えておけば、栄養もバランスよく摂取できます。「よく噛むこと」はお口のためだけでなく、全身の健康にもつながるというわけですね。
 
そして、健康なお口を保つには「かたいものを食べる」のではなく、「何度もしっかり噛む」ことが重要です。
一口で20~30回は噛むように心がけ、丈夫で健康なお口を目指しましょう。
 
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